倫理綱領
本綱領は、(株)さくら非破壊検査のすべての役員及び従業員(以下、「私たち」という)が企業の社会的責任を自覚し、日常の検査業務遂行において関係法令を遵守し、社会倫理に適合した企業行動を実践するために倫理規範について定めるものである。
- 1.社会的責任
- 私たちは、検査員としての専門職が、技術的能力と良識に対する社会の信頼と負託の上に成り立つことを認識し、技術及び構造物に関して、その品質、信頼性、安全性及び環境保全に対する責任を有する。また、職務遂行においては常に公衆の安全、健康、福祉を最優先させる。
- 2.法令の遵守
- 私たちは、関係法令の遵守はもとより、検査業務に関する規格・基準、検査要領書等に基づき誠実公正に検査業務を遂行する。
- 3.検査業務
- 私たちは、検査業務の実施、報告において、真実に基づき公正かつ誠実に遂行し、検査結果の偽装、改ざん、捏造などの不正行為を行ってはならない。
- 4.不正な圧力に対する処置
- 私たちは、発注者又は製作会社(施工会社等)から、検査業務の契約に関する条項に違反する行為又は検査結果に対する偽装、改ざん、捏造等の不正を強要ないし強制された場合は拒絶し、直属の上司、役員に報告する。
役員は事実関係を調査の上、発注者又は製作会社(施工会社等)に正当性を説明し抗議する。
役員会がその必要性を認めた場合は、関係機関等に報告する。 - 5.契約
- 私たちは、検査業務(受入検査)の受注に関しては、発注者との間で契約を取り交わさなければならない。検査業務の契約をしたときは、検査要領書を作成して発注者及び工事監理者に提出し、承認を得なければならない。また、検査要領書には、倫理に係る事項を記載する。
- 6.守秘義務
- 私たちは、発注者の利益を擁護する立場を堅持するため、業務上知り得た情報を外部に漏らし てはならない。また、漏洩することのないよう厳重に管理する。ただし、公的機関からの法令等に基づく開示請求等がある場合を除く。
- 7.便益の収受
- 私たちは、検査業務の公正な立場を守るため、検査業務に対する正当な報酬以外に、便益の提供を受けない。
- 8.役員・役職者の責務
- 検査業務上、役員・役職者の地位にある者は、部下に対して倫理違反となる事象が発生しないよう、指導・啓発に努めなければならない。また、自己の専門知識と経験を生かして、将来を担う技術者の指導・育成に努めなければならない。
- 9.違反の処置
- 従業員が、この倫理規定に違反したと認められた場合、品質マニュアル第8章「不適合業務の管理」に従い処置するとともに、役員会において就業規則に定める懲戒規程により当事者の処分を決定する。
- 10.改廃
- この綱領の改廃は、役員会の議決を必要とする。
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